鯉のぼり(こいのぼり)
「鯉のぼり(こいのぼり)」は夏の季語です。分類は「行事」。
意味・解説
端午の節句に男児の成長を願って屋外に掲げる鯉の形をした吹き流し。五月の青空に泳ぐ姿が初夏を象徴する。
歳時記での時期は「初夏」(夏のはじめ、おおむね5月ごろ)です。
俳句の夏は、立夏(5月5日頃)から立秋の前日までです。
例句
鯉のぼり風をはらみてひるがへる
この例句は、季語の使い方を示すためにかわずが用意した作例です。
詠み方のヒント
鯉のぼりは端午の節句に、男の子の健やかな成長と出世を願って立てる江戸時代からの風習です。「こいのぼり」で5音なので、上五にも下五にもそのまま置けます。五月の空を泳ぐ姿は風の強弱で表情が変わるため、風のない日に垂れた姿なども題材になります。「吹流し」「矢車」「柏餅」「粽」も同じ初夏の季語なので、並べると季重なりになる点に注意しましょう。