祇園祭(ぎおんまつり)

「祇園祭(ぎおんまつり)」は夏の季語です。分類は「行事」。

意味・解説

京都八坂神社の夏祭り。七月一ヶ月にわたり行われ、山鉾巡行が圧巻。疫病退散を祈る平安時代以来の伝統行事。

歳時記での時期は「晩夏」(夏の終わり、おおむね7月ごろ)です。

俳句の夏は、立夏(5月5日頃)から立秋の前日までです。

例句

路地裏に祇園祭の笛ひびく

この例句は、季語の使い方を示すためにかわずが用意した作例です。

祇園祭を詠んだ名句

  • 祇園会や 真葛が原の 風かほる
    与謝蕪村『蕪村句集』

詠み方のヒント

祇園祭は京都・八坂神社の祭礼で、平安時代に疫病退散を願って始まり、七月の一か月をかけて行われます。「ぎおんまつり」は6音なので、中七に「祇園祭の」と置くか、4音の「祇園会(ぎおんえ)」を使って「祇園会や」と上五に収めます。「宵山」「山鉾」「祇園囃」などの傍題を使えば、祭のどの場面かを一語で示せます。