水仙(すいせん)
「水仙(すいせん)」は冬の季語です。分類は「植物」。
意味・解説
冬の寒さの中で白や黄の清楚な花を咲かせる球根植物。清らかな香りと凛とした姿が冬の庭に気品を添える。
歳時記での時期は「晩冬」(冬の終わり、おおむね1月ごろ)です。
俳句の冬は、立冬(11月7日頃)から立春の前日までです。
例句
水仙や白き障子のとも移り
水仙を詠んだ名句
水仙や 寒き都の こゝかしこ
与謝蕪村『蕪村句集』 其のにほひ 桃より白し 水仙花
松尾芭蕉『笈日記』
詠み方のヒント
「水仙」は寒さの中で清らかな香りの花を咲かせる晩冬の季語で、凛とした姿と香りが本意です。「すいせん」は4音なので「水仙や」と上五に置くほか、「水仙花」(5音)として下五に据える形もよく見られます。同じ仲間でも春に咲く「黄水仙」は仲春の季語なので区別しましょう。