大根(だいこん)
「大根(だいこん)」は冬の季語です。分類は「植物」。
意味・解説
冬を代表する根菜。白く太い根を大地に蓄え、霜の降りた朝に収穫される。煮物・汁物・漬物など冬の台所に欠かせない存在で、干し大根も冬の風物詩。
歳時記での時期は「三冬」(冬の間ずっと)です。
俳句の冬は、立冬(11月7日頃)から立春の前日までです。
例句
大根の白さ厨を明るくす
この例句は、季語の使い方を示すためにかわずが用意した作例です。
大根を詠んだ名句
流れ行く 大根の葉の 早さかな
高浜虚子『五百句』
詠み方のヒント
「大根」は冬を代表する野菜で、土から抜いた白い根の太さやみずみずしさ、洗ったり干したりする暮らしの景とともに詠まれる季語です。「だいこん」は4音ですが「だいこ」と読めば3音になり、古名の「おおね」も使えます。春に咲く「大根の花」は晩春の季語なので、花を詠むときは季節が変わる点に注意しましょう。