七草(ななくさ)

「七草(ななくさ)」は新年の季語です。分類は「生活」。

傍題七種

意味・解説

一月七日に七種の春草を入れた粥を食べる風習。正月の御馳走続きの胃を休め、無病息災を祈る行事食。

新年の季語は、正月にまつわる季語です。歳時記では春・夏・秋・冬とは別に「新年」の部として扱われます。

例句

七草を刻む俎板音高し

この例句は、季語の使い方を示すためにかわずが用意した作例です。

七草を詠んだ名句

  • 七くさや 袴の紐の 片むすび
    与謝蕪村『蕪村句集』

詠み方のヒント

「七草」は一月七日の人日に、七種の若菜を入れた粥を食べて一年の邪気を払う新年の季語で、「七種」「七種粥」とも書きます。「ななくさ」は4音なので「七草や」と上五に置く形がよく見られます。「秋の七草」は秋の季語で、七草を摘むことは「若菜摘」という別の新年の季語になるので区別しましょう。