紅葉(もみじ)
「紅葉(もみじ)」は秋の季語です。分類は「植物」。
意味・解説
秋に木の葉が赤や黄に色づく現象。山野を錦のように彩る壮麗な色の競演は日本の秋の最大の見どころ。
歳時記での時期は「晩秋」(秋の終わり、おおむね10月ごろ)です。
俳句の秋は、立秋(8月7日頃)から立冬の前日までです。
例句
ロープウェイ紅葉の谷を渡りけり
この例句は、季語の使い方を示すためにかわずが用意した作例です。
紅葉を詠んだ名句
山くれて 紅葉の朱を うばひけり
与謝蕪村『蕪村遺稿』
詠み方のヒント
「紅葉」は木々の葉が赤や黄に色づくことをいう晩秋の季語で、単に紅葉といえば主に楓を指します。「もみじ」と読んで3音、旧仮名では「もみぢ」と書き、「紅葉して」「紅葉かな」などの形で音数を調えます。色づき始めは「初紅葉」、冬まで残るものは「冬紅葉」と時期によって季語が変わるので、見た景色に合う語を選びましょう。色の美しさを重ねて言うより、暮れゆく光や水、建物との対比で色を際立たせると効果的です。