小春(こはる)
「小春(こはる)」は冬の季語です。分類は「時候」。
意味・解説
陰暦十月の異称で、春のように穏やかで暖かな冬初めの日和を指す。小春日和の略称でもあり、立冬を過ぎたころの穏やかな晴天をいう。
歳時記での時期は「初冬」(冬のはじめ、おおむね11月ごろ)です。
俳句の冬は、立冬(11月7日頃)から立春の前日までです。
例句
小春日や縄手の道の人まばら
この例句は、季語の使い方を示すためにかわずが用意した作例です。
小春を詠んだ名句
古家の ゆがみを直す 小春かな
与謝蕪村
詠み方のヒント
「小春」は陰暦十月の異称で、立冬を過ぎたころの春を思わせる穏やかな日和をいう初冬の季語です。「春」の字を含みますが春の季語ではないので、春の景物と取り合わせないよう注意しましょう。「こはる」は3音で「小春かな」と下五に置きやすく、「小春日」「小春日和」「小六月」などの傍題で音数を調整できます。