墓参(はかまいり)

「墓参(はかまいり)」は秋の季語です。分類は「行事」。

意味・解説

盂蘭盆に先祖の墓に参ること。墓を清めて花や線香を供え、手を合わせて亡き人を偲ぶ。単に墓参といえば盆の墓参りを指し、初秋の季語とされる。

歳時記での時期は「初秋」(秋のはじめ、おおむね8月ごろ)です。

俳句の秋は、立秋(8月7日頃)から立冬の前日までです。

例句

墓参小さき孫の手を引いて

この例句は、季語の使い方を示すためにかわずが用意した作例です。

墓参を詠んだ名句

  • 家はみな 杖に白髪の 墓参り
    松尾芭蕉『続猿蓑』

詠み方のヒント

「墓参」は盆に先祖の墓へ参ることをいう初秋の季語で、単に墓参といえば盆の墓参りを指します。「はかまいり」の5音で上五・下五に置けるほか、傍題の「墓洗ふ」「掃苔(そうたい)」なども使えます。祖先の霊を迎える盆の行事なので、故人を悼むだけでなく、久しぶりに集う家族や老いてゆく自分の姿を重ねると本意が深まります。「秋天」「秋の空」など秋の季語を添えると季重なりになるので注意しましょう。