盆踊(ぼんおどり)
「盆踊(ぼんおどり)」は秋の季語です。分類は「行事」。
意味・解説
お盆に先祖の霊を慰めるために行う踊り。灯籠や櫓の明かりの下で踊る姿は日本の夏の終わりの原風景で、季語としては盆の行事として初秋に分類される。
歳時記での時期は「初秋」(秋のはじめ、おおむね8月ごろ)です。
俳句の秋は、立秋(8月7日頃)から立冬の前日までです。
例句
盆踊太鼓に合はせ手を挙ぐる
この例句は、季語の使い方を示すためにかわずが用意した作例です。
盆踊を詠んだ名句
四五人に 月落ちかゝる をどり哉
与謝蕪村『蕪村句集』
詠み方のヒント
「盆踊」は盆に帰ってくる祖霊を迎え、慰めるための踊りで、初秋の季語です。俳句では単に「踊」「踊子」と言っても盆踊を指すため、音数に合わせて使い分けられます。「ぼんおどり」は5音で上五・下五のどちらにも置けます。夏の夜の催しという印象がありますが季語としては秋なので、「夏祭」などの夏の季語と重ねないよう注意し、死者を偲ぶ行事としての陰影を意識すると奥行きが出ます。