冬籠り(ふゆごもり)
「冬籠り(ふゆごもり)」は冬の季語です。分類は「生活」。
傍題冬籠
意味・解説
冬の寒さを避けて家にこもること。動物の冬眠になぞらえ、人が外出を控えて室内にとどまる冬の暮らしの様子をいう。
歳時記での時期は「三冬」(冬の間ずっと)です。
俳句の冬は、立冬(11月7日頃)から立春の前日までです。
例句
冬籠り本と茶だけの日々静か
この例句は、季語の使い方を示すためにかわずが用意した作例です。
冬籠りを詠んだ名句
冬籠り またよりそはん 此はしら
松尾芭蕉『阿羅野(曠野)』 薪をわる いもうと一人 冬籠
正岡子規
詠み方のヒント
「冬籠り」は寒さを避けて家にこもって過ごす冬の暮らしをいい、外に出ない静けさや春を待つ心を本意とする季語です。「ふゆごもり」は5音で上五・下五にそのまま置け、「冬籠」「冬ごもる」の形でも使えます。動物の越冬を表す「冬眠」「熊穴に入る」も冬の季語なので、一句に並べると季重なりになります。