天の川(あまのがわ)

「天の川(あまのがわ)」は秋の季語です。分類は「天文」。

意味・解説

秋の澄んだ夜空に白く輝く星の帯。七夕の夜に牽牛と織女が渡るという伝説で知られ、初秋の夜空を代表する。

歳時記での時期は「初秋」(秋のはじめ、おおむね8月ごろ)です。

俳句の秋は、立秋(8月7日頃)から立冬の前日までです。

例句

荒海や佐渡によこたふ天河

松尾芭蕉

天の川を詠んだ名句

  • うつくしや 障子の穴の 天の川
    小林一茶『七番日記』

詠み方のヒント

「天の川」は夏の星空の印象が強いものの、夜空の高い位置に最も明るく見える時期に合わせて初秋の季語とされています。「あまのがわ」の5音で下五に置きやすく、傍題の「銀河」「銀漢」を使えば音数を変えられます。七夕伝説と結びつく季語ですが、「七夕」も初秋の季語なので同じ句に並べると季重なりになります。障子の穴や海、山など地上のものと星の帯を対比させると、句のスケールが大きくなります。