焚き火(たきび)
「焚き火(たきび)」は冬の季語です。分類は「生活」。
傍題焚火
意味・解説
冬の屋外で枯れ葉や木を燃やす火。炎の揺らめきと温もりが冬の寒さを和らげ、人々を集める冬の風物詩。
歳時記での時期は「三冬」(冬の間ずっと)です。
俳句の冬は、立冬(11月7日頃)から立春の前日までです。
例句
焚き火の輪知らぬ同士も手をかざす
この例句は、季語の使い方を示すためにかわずが用意した作例です。
焚き火を詠んだ名句
焚火かなし 消えんとすれば 育てられ
高浜虚子『五百五十句』
詠み方のヒント
「焚火」は暖をとるために落葉や枯木を燃やす火で、炎や煙、火の粉とともに、火を囲む人の姿を詠む季語です。「たきび」は3音で「焚火かな」と下五に置きやすく、「朝焚火」「夕焚火」「落葉焚」などの傍題で時刻や燃やす物を示せます。同じ火でも小正月の「左義長(どんど焼)」は新年の季語なので区別しましょう。