向日葵(ひまわり)
「向日葵(ひまわり)」は夏の季語です。分類は「植物」。
意味・解説
太陽に向かって大きな黄色い花を咲かせる夏の花。強い日差しの中で堂々と咲く姿が夏の旺盛な生命力を表す。
歳時記での時期は「晩夏」(夏の終わり、おおむね7月ごろ)です。
俳句の夏は、立夏(5月5日頃)から立秋の前日までです。
例句
向日葵の高さに空の青さかな
この例句は、季語の使い方を示すためにかわずが用意した作例です。
向日葵を詠んだ名句
向日葵の 蕋を見るとき 海消えし
芝不器男『不器男句集』
詠み方のヒント
向日葵は、太陽の方を向いて咲くと考えられて名づけられた、夏を象徴する花です。「ひまわり」は4音なので「向日葵や」「向日葵の」として上五に置きやすく、旧仮名では「ひまはり」と書きます。「日車(ひぐるま)」という傍題もあります。見上げるほどの丈や大輪の強さだけでなく、盛りを過ぎてうなだれる姿にも晩夏らしい季節感が出ます。