初日(はつひ)

「初日(はつひ)」は新年の季語です。分類は「天文」。

傍題初日の出(はつひので)

意味・解説

元日に初めて昇る太陽のこと。山頂や海辺などで多くの人が迎える新年の象徴で、荘厳な輝きをもって一年の始まりを告げる。

新年の季語は、正月にまつわる季語です。歳時記では春・夏・秋・冬とは別に「新年」の部として扱われます。

例句

初日さす遠き山並あかね色

この例句は、季語の使い方を示すためにかわずが用意した作例です。

初日を詠んだ名句

  • 鼕々と 昇り来りし 初日かな
    高浜虚子『五百五十句』
  • 初日さす 硯の海に 波もなし
    正岡子規

詠み方のヒント

「初日」は元日の朝に昇る太陽で、一年の始まりを告げる荘厳さや祈りを本意とする新年の季語です。「はつひ」は3音で「初日かな」と下五に置きやすく、「初日の出」(5音)「初日影」などの傍題もあります。「初空」「初明り」も新年の季語、「雪嶺」などは冬の季語なので、一句に重ねないよう注意しましょう。