落葉(おちば)
「落葉(おちば)」は冬の季語です。分類は「植物」。
意味・解説
冬に木々から落ちて地を覆う葉。乾いた音や積もる色に、冬枯れの静けさと一年の終わりがにじむ。
歳時記での時期は「三冬」(冬の間ずっと)です。
俳句の冬は、立冬(11月7日頃)から立春の前日までです。
例句
落葉踏む音の寂しき夕べかな
この例句は、季語の使い方を示すためにかわずが用意した作例です。
落葉を詠んだ名句
西吹けば 東にたまる 落葉かな
与謝蕪村
詠み方のヒント
「落葉」は木々が葉を落とすことや、散り敷いた葉そのものをいう冬の季語で、乾いた音や吹き寄せられる様子に冬の寂しさが表れます。「おちば」は3音で「落葉かな」と下五に置きやすく、「落葉掃く」「落葉焚く」などの形でも使えます。「竹落葉」「常磐木落葉」は初夏の季語、「木の葉」は同じ冬の季語なので、混同したり重ねたりしないよう注意しましょう。