春の海(はるのうみ)

「春の海(はるのうみ)」は春の季語です。分類は「地理」。

意味・解説

穏やかに凪いだ春の海。陽光をきらきら反射しながらゆったりとうねり、のどかな春景色を広げる。

歳時記での時期は「三春」(春の間ずっと)です。

俳句の春は、立春(2月4日頃)から立夏の前日までです。

例句

春の海ひねもすのたりのたりかな

与謝蕪村

詠み方のヒント

「春の海」は、冬の荒々しさが去り、終日ゆったりとうねる穏やかで明るい海が本意です。5音なので上五・下五にそのまま置けます。「春の浜」「春の渚」「春の磯」などの傍題を使えば、視点を岸辺に寄せることができます。「潮干狩」「桜貝」など春の海辺の季語は多いので、一句に並べて季重なりにならないよう注意しましょう。