元日(がんじつ)

「元日(がんじつ)」は新年の季語です。分類は「時候」。

意味・解説

一月一日、年の初めの日。清澄な朝の空気とともに新たな年が始まる、歳時記においても最も重要な時節のひとつ。

新年の季語は、正月にまつわる季語です。歳時記では春・夏・秋・冬とは別に「新年」の部として扱われます。

例句

元日や空の青さの際立てる

この例句は、季語の使い方を示すためにかわずが用意した作例です。

元日を詠んだ名句

  • 元日や 手を洗ひをる 夕ごころ
    芥川龍之介『澄江堂句集』
  • 元日は 田ごとの日こそ 恋しけれ
    松尾芭蕉

詠み方のヒント

「元日」は一月一日のことで、その朝に限っていうときは「元旦」「元朝」を用います。「がんじつ」は4音なので「元日や」「元日の」と上五に置く形が定番です。「初日」「雑煮」「屠蘇」なども新年の季語なので一句に重ねず、新しい年を迎えた静けさや日常の一場面で元日らしさを出すとよいでしょう。